平安時代から近代にかけて、公家の調度品が装束につけられていた文様のこと。
七宝、立て涌、亀甲、襷文などが代表で、現在の着物にも格調の高い古典的な柄として使われている。
2010年 のアーカイブ
有職模様(ゆうそくもよう)
2010.09.16 [木]友禅染め(ゆうぜんぞめ)
2010.09.16 [木]元禄時代に宮崎友弾斎が創案したとされる染色方法。
京友禅と加賀友禅があり、型友禅の発達で大量生産が可能になった。
絵画的で、色彩感覚豊かな模様である。→加賀友禅、京友禅
結城紬(ゆうきつむぎ)
2010.09.16 [木]茨城県結城地方で産する紬織物。
大島紬とならび、手織りの素朴な味わいを持つ。
矢絣(やがすり)
2010.09.16 [木]矢羽の形を表した模様。
八重山上布(やえやまじょうふ)
2010.09.16 [木]沖縄県八重山諸島に産する麻織物。
盛夏用の高級着尺で風合がよい。
現在は生産が減少している。
紋つき(もんつき)
2010.09.16 [木]家紋がついていること、また家紋がついている着物。
銘仙(めいせん)
2010.09.16 [木]平織の絹織物の一種。丈夫で安価なため、戦前までふだん着や夜具に多く用いられた。
宮古上布(みやこじょうふ)
2010.09.16 [木]沖縄県宮古島で産する麻織物。越後上布、能登上布とともに夏の着物地の高級品。
三つ紋(みつもん)
2010.09.16 [木]背中央と、両袖の後ろの三か所に紋があること。
三つ身(みつみ)
2010.09.16 [木]着物の裁ち方の一種。
三歳から五歳までの幼児の長着の仕立て方。